無葉の紅茶!!

 ティーパックマン普通に死んだな!おい!
 というわけでティーパックを破壊され、何か別の技を出して抵抗するかに思われたティーパックマンでしたが、空になったティーパックを振り回し、あげくの果てには全身凍らされて首を切られて死んでしまいました。
 なんというか、ティーパックマンは身体バランスには優れてたかもしれないけど、攻撃面が貧弱すぎて対戦相手のヘイルマンや原作ゆで先生もどう試合を組み立てていいかわからなかったんじゃ、という印象があります。
 唯一首だけは鍛えてたから攻めてもティーパックの見せ場を作れたけど、他の場所をヘイルマンが攻めたら一撃で砕けて試合になってなかったんじゃ的な印象が。今回の試合でヘイルマン、トゲパンチと凍らせ攻撃しか使ってないし、普通に組み技使ってたらあっさりティーパックマン死んでた可能性も高そうなんでヘイルマンに関して我々はもはや強豪には見えないとかティーパックマンに手こずった男、などと言わず、ティーパックマンを相手にあれだけの試合を組み立てた「一流の業師」として評価すべきなんじゃないでしょうか。
 ヘイルマン、きっとロッカールームで「こんなブックどうしろっていうんだよ……」って頭抱えたと思うし。
 あとヘイルマンの次の対戦相手は因縁的にティーパックマンに首を鍛えさせた男、ウォーズマンになってほしい。ヘイルマン相手ならウォーズマンでも余裕で勝てそうだから。でも、ゆで先生、ウォーズマンの試合の組み立てには毎回手こずってるみたいなんで塩超人のイメージとウォーズマンを戦わせて塩の歴史に新たな一ページが刻まれる予感がしてなりません。

 ティーパックマンが三週にわたって熱い試合を繰り広げるという信じがたい祭りが終わった後はカナディアンマン(楓)大滾り!楓という名前のついたキャラって美形多そうなのにヒドい煽りで終わったな。
 そんなわけで次回からはカナディアンマンvsパイレートマンの試合がはじまるみたいですが、ティーパックマンインパクトに対抗できるのはカナディアンマンしかいない。
 しかしティーパックマンはやられ役とはいえ一応ウォーズマンと試合をしてましたけど、カナディアンマンって実はちゃんと試合してるシーンが全然ないんですよね……。ロビンマスクとの試合では巨大化しての不意打ちからカナディアンバックブリーカーを仕掛けてあっさり返され敗北。公式戦での戦いはそれだけで、後はリング外の小競り合いで飛び掛かっていってあっさり返り討ちにされて終了って展開ばかりだから。
 つまり真の強豪であればカナディアンマン程度一撃でやっつけなきゃいけないわけで、カナディアンマンと組み合ってしまった時点でパイレートマンはすでに敗北している。