正義の五本鎗!!

 前回、ウルフマンの生死を気にかけていた皆さんこんにちわ。今回はそんな心配がどうでもよくなるような内容でしたね。
 というわけで今回のキン肉マンではオメガケンタウリからやってきた六人の超人に対しウルフマンがたった一人立ち向かおうとしている、というところからスタート。男ウルフマンの覚悟に対し冗談半分とか言ってる委員長ひでーな。
 そして六本鎗に対し、ここで行かなきゃ大和魂に笑われると六本槍の一人「鉄仮面けものマン(仮名)」にかぶりついていくウルフマン。しかし、噛みつきによって引きはがされ、他の仲間たちの攻撃をくらうという前シリーズのジェロニモコースを歩むかと思われました。が、六本槍の目的はサクラダファミリアの地下にあるモノなのでけものマンにウルフマンの足止めをさせて他の面子は先に行くという合理的な行動に出たのでした。
 そんな中、唐突に氷マン(仮名)の腕に謎の物体が絡みつきました。その正体はなんとティーパックマンティーパックだった!ということでまさかのティーパックマン登場。そしてさらにはベンキマン、カレクック、カナディアンマンというある種とんでもないメンバーが登場。
 というかカレクックとベンキマンはちゃんと人間に戻してもらってたんですね。
 無茶苦茶強そうな敵に対してこの二軍メンバーで大丈夫かよ、というのが大部分の読者の感想でしょうが、カレクック&ベンキマンは読み切りで実は強豪だったことになったし、ティーパックマンもゆで先生がどこかでカッコ良く描きたいと言ってたらたぶん活躍できるのでは。そして読者からの評判が既に下がりきってるカナディアンマンは敵に寝返るクラスのアレな行動をしない限り、どんな戦果でも評判は上がるだろうから問題なし。超人強度百万パワーあるしな。
 あと実のところオメガケンタウリの皆さんが本当に強いかどうかは割と疑問だったりしますし。ドラゴンボールで言うと人造人間19号20号みたいな前座クラスの敵なんじゃないか。
 前シリーズは悪魔超人が主役だったけど今回は今までスポットの当たらなかった正義超人に光を当てていく、と展開になる可能性もあるのではないか。とはいっても正直なところカレクック、ベンキマン、カナディアンマンの活躍までは勝つにしろ負けるにしろぼんやりと想像はできるんですがティーパックマンに関してはティーパック振り回す以外にアンタ何できるの?という気持ちでいっぱいです。
 今回出なかった超人以外だとスカイマン、ジェシーメイビア、スカルボーズあたりの参戦は期待したいところです。あとチャボ・ケロリ。