傲慢の代償!!

 キン肉マン本編が更新されたので久々のブログ更新。今回はタイトルだけでネメシスがどういう目に遭うかだいたいわかる。
 前回のスパーク掛け合い合戦を制したネメシスは正義超人の奥義マッスルスパークではなく完璧超人を象徴する技アロガントスパークをスグルにかけることにした。そしてアロガントスパーク天が極まった、というとこまでが前回のあらすじ。
 今回どうやってスグルがスパークから脱出するのだろう、と思っていたら別に脱出することはなかった。
 技自体はきっちり極まったのだけれど、アロガントスパークを仕掛けたネメシス自身も身に着けた鎧が砕け散るほど肉体に負担がかかっていた、というのが今回のキモでなぜ技を仕掛けただけのネメシスがノックアウト寸前級のダメージを受けていたのかその辺を考えてみたい。

.ネメシスとシルバーマンの経験値の差
 シルバーマンは何度も何度もアロガントスパークを放っているし、ダメージを受けない掛け方にも熟練しているはず。その一方でネメシスはアロガントスパークを仕掛けるのは初めて。いくら才能があるとはいえぶっつけ本番の新技では体への負担も大きいだろう。そのために技の負担がもろにダメージとして跳ね返ってきたのではないだろうか。
2.アロガントスパークを仕掛けるには超人強度が足りない?
 これはないような気がする。肉体の鍛え方、戦闘での熟練度などはシルバーマンの方がずっと上だろうけど、超人強度自体は始祖ってそんなに高くないし、パワー不足であればせいぜい技に失敗する程度で済むのではないだろうか。
3.ネメシスの火事場のクソ力が切れた
 今回の話、序盤はネメシスが火事場のクソ力発動の発光現象を起こしてるんだけど、スパーク天から地への移行あたりで発光ボディからノーマルボディに戻っているんですよね。散っていった完璧超人のことを想い慈悲=火事場のクソ力に目覚めたネメシスだったけど、今回慈悲の心を見失ってしまったことで火事場のクソ力が消えたことで一気にパワー不足を起こし技の負担をダメージとして受けてしまったというのが妥当な線ではないだろうか。慈悲のないことが弱点、という伏線にもマッチしてるし。

慈悲の心と決別したことで思わぬダメージを受けたネメシス。しかし一方のスグルもモロに必殺技のダメージを受けてるわけで、ここから慈悲の心を乗せたマッスルスパークを撃ってネメシスの心を折れるのか、というのがこれからの見どころになるんでしょうか。マッスルスパークを重傷のネメシスにかけて、かつ殺さずとどめを刺す。この難題をどうやって解決するのか。
 もうすぐ決着は着くんだろうけど、スグルvsネメシス戦の後の展開がけっこう気になってはいる。将軍vs武道戦ちゃんとやるのかな。