サダハルとの約束!!

 タイトルだけ見ると病気の子供がサダハルがホームラン打ったら手術を受ける、みたいな話に思える。
 それはさておき今回のキン肉マンは真弓とハラボテの子供時代の回想編。ハラボテはともかく子供の真弓の顔がなんかキモイ。
 現在は割と対等な感じのする真弓とハラボテですが、子供時代は真弓がガキ大将タイプでハラボテが気弱で真弓の後ろをついてくるタイプというところがなんか微笑ましい。こち亀BLが瞬間風速的に流行ったように真弓xハラボテBLが流行るかもしれない。
 ちなみにハラボテはキン肉星のハラボテ星の出身で年に数回やってきては真弓と遊んでいたとのこと。キン肉星の住人ではなかったんですね。
 
 幼き日に虫取りをして遊んでいた真弓とハラボテは偶然サダハルの幽閉されていた施設を発見。長い年月を経て扉と地面の間に生じていた隙間から地下牢へと忍び込んだのでした。そして幽閉されていたサダハルと遭遇し驚く二人。ハラボテが口にした真弓という名から侵入者の一人が兄タツノリの子であることを知るサダハル。それと同時に真弓も父からサダハルの存在を聞いていたと告げ、サダハルは自分の身の上を二人に語り始めます。
 なぜサダハルが地下牢で暮らさなければならないのか、そんな事情がわからない真弓とハラボテにサダハルは優しく王家に生まれてしまった悲しみとタツノリへの信頼を語り、今は子供である真弓とハラボテがタツノリの意思を継ぎ、良い未来を作ってくれと真弓とハラボテに告げるのでした。

 そんな優しい男だったサダハルがネメシスと名乗り何故キン肉族潰しにやってきたのか。幼き日の約束を信じキン肉族の改革を進め、スグルの代でようやく理想の達成(二世読んでるとそうでもないけど)を遂げられるというのに、と涙ながらに訴える真弓。
 しかしネメシスは心変わりをし、今はキン肉族を潰すことしか考えていないと冷徹に宣言するだけだった……。
 というところで今回は終わり。次回はネメシスの心変わりについて色々語られる回でしょうか。ハラボテの祖父、父あたりの悪だくみのせいでネメシスが凶悪化したとかだと面白いんだけど。
 あと今回のネメシスの凶悪化した顔はカッコよかったけど、キン肉マンベースの団子ッ鼻がいちいちシリアスの邪魔をしてる感は毎回拭えない。