友情と敬意!!

 カクヨムで撤退戦を繰り広げています、というか本当に人が来ない。とはいえご閲覧していただいたり評価をつけていただいたりした方々には深く感謝いたしております。掌編怪談はコツコツ週一くらいで続けていきますが、その他に書くモノをどうするか考えないといけないですね。とりあえず掌編以外のものにケリをつけた後、何を書くか考えんといかん。
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 どうでもいいことだけどこのブログ去年の暮れから延々サイコマンとシルバーマンの話してるんですね……。
 そんなわけで前回サイコマン最大奥義が不発に終わった理由は?の謎解きからスタート。その理由は前試合でブロッケンJrが叩きつけられて荒れた地面がマグネットパワーの奔流によって見えず、落下のダメージが軽減されてしまったからでした。ブロッケンJrの敗北は無駄じゃなかったんだ!持ち上げてからの叩き落とし方があんまりだったからブロッケンへのフォローがあって本当に良かった。
 万能に見える力にも落とし穴がある。それを見ようとしないキミはずっと眠り続けているのさ、と前回のサイコマンの言葉にメッセージを返しつつ技から脱出するシルバーマン。そして自分の手の目を覚ましてやることこそが最大の友達で居続けていてくれるサイコマンに対して果たすべき自分の役目だよ、と笑顔で語るまどかちゃん、じゃなくてシルバーマン。
 最大の友達と言ってもらったもののそれはどういう意味だとキレるサイコマン。サイコマンは完璧超人には友情などない。自分がシルバーマンに抱いているのは敬意だと反論するのでした。延々と自分がどれだけシルバーマンを尊敬していたかを語るサイコマンなんですが、色々理屈を並べてるけどコイツはシルバーマンに友達だと言ってほしいんじゃなくて「愛してる」ってひとこと言ってもらいたいんだよ!
 と言っちゃうと身も蓋もないですが、シルバーマンはサイコマンに対して「お互いが敬意をもって接し合い、お互いに高め合うことができる間柄」、それが完璧超人から離れて得た「友情」だと諭すのでした。そして本来もっと高みに上れるのにマグネットパワーに頼っている限りサイコマンは自分が敬意を持てる目標になりえない、と嘆くシルバーマン。今回は別れた恋人同士の口説き合いにしか見えませんよね。
 シルバーマンの口説きにぐらっと来るどころか、友情なんて心の病みたいなもの、とあくまで自分が主導権を握らないとヨリを戻す気のないサイコマン。意地になってマグネットパワーを使い続けます。それに対しシルバーマンもマグネットパワーを完全攻略して勝たなければこの戦いに意味はない、と真正面から受けて立ちます。しかしマグネットパワーによる動き封じと怒涛のようなサンダーサーベルの雨がシルバーマンに降り注ぐ、というところで今回は終わり。もうここまで来るとあと何週かかってもいいから徹底的にこの二人の痴話喧嘩に決着をつけてほしいと思うけど、この戦い終わったら、ネメシスと超人閻魔しか敵が残ってないという状況で今以上に盛り上がるのか?というのがけっこう不安ではあったりする。