敬意なき者！！

　バッファローマンｖｓガンマン戦本格始動！
　というわけで今週のキン肉マンはバッファローマンｖｓガンマンの一進一退の攻防からスタート。巨漢同士の純粋なパワー対決は読んでてワクワクするし、作画ゆで先生の画力もこういうとこで一番発揮される。二人の力比べは互角な感じだけど、ガンマンは「下等超人の力はこんなものか」とまだまだ余裕のある様子。そんなガンマンに対し「この程度で力負けしてるようじゃあの人にも面目が立たねえ」と自嘲するバッファローマン。
「はぁ？あの人？なんだそれは？」すいません、私も一瞬誰だろうと思っちゃいましたが、バッファローマンが「あの人」と言ってるのはもちろんガンマンと戦いながらも敗北したスニゲーターのことですね。「何をとぼけてやがる、テメーがさっき倒したスニゲーターだよ」と言われても読者的にはかなり過去の話だったりしますよね。そういえばアシュラマンの腕として復活はした時、スプリングマンとステカセキングは親友ネタを拾ってもらえたのに、二人の腕が無くなった時スニゲーターは二人の教官だったというネタを拾ってもらえてないんですよね。
「私はいちいち過去に倒したド下等超人のことなど覚えていなーい！」とどや顔で答えるガンマンさん。そういう主義でもさすがにその日の出来事は覚えてろよ。当然ツッコみを入れるバッファローマンに対し「知らぬものは知らーん」とスゴクいい表情で返すガンマンさん。なんでこんな人始祖に選んだんですかザ・マンさん。悪役としては愉快なキャラだけど思想信条がないヒャッハーキャラだけに今回の戦いで消えるのはほぼ確実な感じがする。今回のやり取りはバッファローマンに敗北して死ぬときのネタ振りだと思うけど、最後にはバッファローマンを認めて彼の名を覚えつつ男を見せて死んでいくのか、それとも敗者として自分の名が忘れられることを恐怖しながら死ぬのか。個人的には後者パターンが見たいけどたぶん最後はそれなりカッコよく死ぬのでしょう、とか言っててバッファローマンに勝っちゃったらどうしよう。