ネメシス、新たなる使命!!

 ネメシスあっさり超人閻魔の正体受け入れちゃいましたね。無量大数軍の仲間をカス扱いにしてたグリムリパー=サイコマンに対しても物分り良すぎ。完璧側からブレたキャラになるのでは?と思われたけど全然ブレずに完璧超人の道を貫きました。
 しかしクソ野郎サイコマンに対してザ・ニンジャの怒りが爆発。サイコマンに襲いかかったもののあっさり返り討ちにされました。ここでちらっとカラスマンの話がでてきたけど、カラスマンもニンジャも甘い奴はあかん!甘い奴は消えるしかないんや!とかますサイコマン。サイコマンはクソ野郎だけど時々正論をかますのがたまらない。ろくでもない政治家みたいな奴ですね。もはや戦えないニンジャと付き添いでブラックホールが退場。こうして正義、悪魔、完璧の生き残りで戦える者が残った……んですが、サンシャイン残ってるの?こいつも戦うの?
 正義五人、悪魔三人に対して完璧は五人。正義と悪魔は連合軍みたいなものなんで完璧の頭数が足りない状態に。悪魔の重傷者が間引きされたのに対し正義の間引きはまだなのでウォーズ、ブロッケン、テリーあたりはリタイアかもしれませんが、シルバーマンをはじめとした助っ人軍団の入る隙がないんで完璧側の隠し玉が出てくる可能性もあるのかな。

 今回のキン肉マンは役者が揃っただけ、みたいな回だったんで正直あまり書くことはなかった。そんなわけで相棒13最終回の感想をちょこっと。シーズン最終回というだけでなく三代目相棒カイトこと甲斐亨の卒業回ということで注目を集めた今回の最終回ですが、とってつけたようにカイトは実は相棒やってる影でダークナイト(連続傷害犯罪者)やってて逮捕されました、というスゴいオチに。この展開には色々賛否両論ありましたが、私としては三代目相棒は北斗四兄弟でいうとジャギの立ち位置だったんだな、という思いが強く残りました。
 初代亀山薫ラオウ。熱血漢で情にも熱く嫁がジャーナリストで独自の情報網アリ、ひょんなことから手がかりを掴む強運にも恵まれている……と相棒として特に弱点はないものの親友の志を継ぐために道半ばで刑事の道をあきらめた。
 二代目神戸尊はトキ。イケメンで知性面でも右京についていける高スペックの持ち主。しかしトキが不治の病を抱えていたように、神戸も情の深さという弱点を抱えていた。偽証を行った罪に悩み、クローンとして生まれる子供の未来を案じ遂には右京と袂を分かつことになった。
 そして三代目甲斐亨なんですが、シーズン11がはじまった時点では右京さんの三人の相棒って北斗四兄弟ではなく柳生三兄弟なんだなと思っていたんですよ。薫が十兵衛、尊が友矩、そして宗冬のポジションがカイトでこの代をもって相棒も終わるんだなって。今までの相棒では成り行き上右京さんの相方が特命係にやってきたのに対しカイトは右京さんのスカウトって形だったし。熱血漢で致命的な弱点はないけど不慮の事態で退場する十兵衛=薫、美形で高スペックだけど致命的な弱点を抱えていたため予想外に早い退場をした友矩=尊。ちなみに友矩の弱点は家光とのホモ関係です。尊もラムネとのホモ関係が噂されてましたね。そして上の二人に比べると秀でたところのないはずの宗冬=透こそが柳生=右京の後継者になるというのが相棒のオチだと思っていたけどカイトは宗冬にはなれず、右京の存在感の大きさに負け小悪党ジャギのポジションで終わってしまった。
 そんなわけで相棒シリーズは次の相棒こそがケンシロウのポジションであり右京の後継者となって完結するのではないかと思っています。水谷豊の年齢的にもそろそろ限界だろうし。あと柳生も実は四兄弟で義仙が一番下にいるけどその辺はスルーしてください。