悪魔将軍の狙い!!

 閻魔の部屋の祭壇にダンベルを集め続けると超人閻魔が死ぬ。
 というわけでキン肉マン設定解説回の続きの話。
 前回のヒキだった閻魔の部屋の祭壇は何かが入ってる部屋への扉ではなくダンベルを10本集めて装着すると超人閻魔&始祖が消滅するという物騒なギミックだということがいきなり判明。
 サイコマンがちらっと言ってた超人が全滅したら始祖は自害しなきゃいけないという話はここにつながっていたんですな。さらに今回の話で超人という種が成熟したと始祖すべてが認めたらやはり始祖たちは消滅するというルールも判明。いずれにせよ悪魔将軍は今シリーズの終了と共に消滅することが確定してしまいそうです。そうなると二世で出てきた首なし悪魔将軍は本来の将軍と関係ないパチモンだったんでしょうか。矛盾は色々あるけど話としては繋がってくる。
 そして将軍のもとにサンシャインとザ・ニンジャが到着。ジャンクマンは動けないのでダンベルはニンジャが運んでくれてました。死んだ仲間のことについては一切触れなかったけどいずれサンシャインはアシュラマンの死を悲しんでくれるのだろうか。正悪ともにまだ戦えるタマは多いけどサンシャイン&ニンジャもその候補に入っているのか否か。
 一方でネメシスは同輩のストロング・ザ・武道から意味深な話を聞かされたことを思い出しますが武道顔近いよ顔!ネメシスが完璧超人のリーダーにふさわしいというのは同感だけど、完璧超人には悪魔超人とひとからげにされて「悪行超人」というカスにされ完璧超人界復活を提唱したネプチューンマンが擁護不能の大醜態をやらかす……という暗黒の未来が待っているのでした。それを考えると完璧超人はこのシリーズ終了と共に全員消滅するのが一番いい気がするのですが。もちろんネプチューンマンもちゃんと消滅させてね!今のシリーズが凄くいいだけに二世という未来の話をなかったことにしてほしいという思いが日に日に大きくなってきます。
 いや、私も無量大数軍との戦いのあたりでは「二世はなかったことにしてほしい」と言い出す輩に対しては「二世がなきゃ今のキン肉マンはなかったんだからそこまで二世を嫌うなよ」と思ってたんですよ。究極タッグ編に関しては別ですが。でも、このシリーズの結末がある程度見えてくるとこれだけの熱い戦いの後にあの二世の世界があるのか……と思って悲しくなります。
 悪魔将軍はネメシスを軽くあしらうと新たな戦いへと向かい、グランドキャニオンの谷底では武道さんが普通に生きてました。生きてたのはわかってたけど普通に落下してただけとは思わなかったよ。
 これだけ盛り上がったら早く続きが読みたいとこだけど新シリーズの前には例によって長期休載が。でも代わりにグランドジャンプに載ったウルフマンの読み切りがウェブで読めるよ!ってふざけんな。
あんなつまらない雑誌を読み切りのために買った読者の立場がないよ!