魂が宿る腕!!

 今回のキン肉マンは死んだ悪魔超人たちの腕をゲットしたアシュラマン反撃開始の巻。プラネットとかカーメンとかの烏合の衆の腕が通用すんのか?という不安もありましたが、普通に通用してました。
 悪魔の魂と決意の宿った腕によってようやく竜巻地獄でジャスティスマンにダメージを与え、さらに六本腕パンチもミロスマン効果で出来た隙がなくなり、きっちり当たるように。なんかこの辺の描写を見ると今までジャスティスマンが強かったのはミロスマンの助けを借りてたからみたいな感じがしてちょっと小物っぽく見えてしまうんですが、猛攻を受けつつもスープレックスをかけられそうになった時には六本腕のフックを自力で外し、逆に投げを決めて強さを見せつけました。
 この辺は一進一退の攻防のようにも見えるんですが、ジャスティスマンは今のところ特殊能力とかフィニッシュホールドもほとんど見せず身体能力の高さだけでアシュラマンに対抗しているわけで、まだまだアシュラマン劣勢という状況は変わっていないような気がします。ただ、シングマンやカラスマンあたりも大した技も見せることなく負けていったんでジャスティスマンも申し訳程度に特殊能力を見せてあっさり負けるかもしれないんだけど。
 あと今回はようやくアシュラマンの六本腕に次ぐ特徴「三面」のうち怒り面が登場しましたが、旧肉時代デザインの怒り面ではなく二世時代の怒り面なのがちょっと残念というか、昔の奴の方が恐そうに見えたんで前のデザインに戻してほしかった。
 二世っぽいっといえば投げを喰らった後、アシュラマンが近場にあったコーナーの二本の鉄柱を「魔界のプリンス(自分で言うな)は悪運も強いわ〜〜!」と唐突に加工しはじめるシーンがあったけど、あれ見た時は自分の足斬って将軍の足召喚して地獄の断頭台かける二世の技をやるのかと思った。しかし実際はコーナーの鉄柱をローラーに仕立て上げて阿修羅火玉弾を発射するというトンデモ展開でした。サンシャインなんていらんかったんや!
 しかしアシュラマンというと超人タッグ編および二世のデーモンシード編でサンシャインとの友情が強調されてたせいで二人で1セットみたいな印象が強かったけど今シリーズでは両者ともお互いのことにまったく触れないのが印象的。今回はけっこうダメージ入ってるし阿修羅火玉弾が命中したのはジャスティスマンの股間なんでこの一発でアシュラマンの勝利はかなり近づいたかのように見えるんだけど、やはり私はアシュラマンは負けると思っている。