アシュラ一族、闇の歴史!!

 すっかり遅れてしまいましたが、今週のキン肉マン感想。
 前回シルエット状態でバーンと登場した最後の始祖ジャスティスマン。あのラーメンマンっぽいシルエットからどんなデザインが出てくるのか皆期待して待ってたと思いますけど、蓋を開けてみたら、ラーメンマンっぽいのはヘルメットだけで早々にそれも破壊してシルエットとは全然似ても似つかぬ奴が出てきてズコーとなった方も多いんじゃないでしょうか。ジャスティスマンのデザインはカッコいいと思うけど、辮髪付きのヘルメットはもうちょっと長い間かぶっていた方が良かったんではと思いました。
 そんなわけで先週までは「特別な存在感」にあふれていたジャスティスマンもデザインが公開されてみたら並の始祖っぽくなってしまいましたが、黄金のマスク編でおとぎ話として語られた金銀マスク間の首の斬り合いはやはりコイツのせいだったと判明。しかしこの「武器をとって殺し合え」って最悪の提案だと思うけど、こんな案に乗ってしまう金銀兄弟も相当に煽り耐性ないな。今回の設定だと金は悪魔超人の総帥、銀は正義超人の総帥ってことになってるけど、悪魔将軍絡みの設定はどんどん整合取れなくなってきてる。
 ジャスティスマンの能力は今回何も明かされなかったものの、アシュラマンの先祖がジャスティスマンの弟子ミロスマンの腕を奪っていたという設定は絶対アシュラマンにとって不利に働きそうで嫌な予感しかしない。試合を有利に進めていたけど腕の元持ち主に邪魔されて逆転負けっていうのがアシュラマン敗北の黄金パターンだし。ジャスティスマンのデザインを見た時は「こいつ負けるんじゃないか」って思ったけど、アシュラマンが敵に勝つ場面もいまいち見えてはこない。
 あとアシュラマンの指パッチンでモニターが出てきたのには笑ったけど、何故か銀閣寺にだけ「GINKAKU」と書いてあるのが妙にマヌケで異様に気になります。