”完璧の巨像”決戦の結末!!

 えっ?サンシャインあっさり勝っちゃったの?
 というわけでサンシャインvsシングマン戦は最後までサンシャインがメンタルの強さを見せ、実のところダメージもなく圧勝という結果に終わりました。サンシャインが強くて何が悪い!
 しかし前回サンシャインがキーパーツの存在をわざわざシングマンに教えたのは何らかの伏線……キーパーツを餌に呪いのローラーに誘い込む、あるいは土壇場でキーパーツを砕かれ相討ちに持ってかれるかどちらのパターンもあり得るかとが思っていたら特に意味がなかった。
 相手の武器を利用して肩アーマーを破壊、そしてまさかの新技サンドセメタリープレスでディスクカッターの上にシングマンを叩きつけ勝利。サンシャインというと超人タッグ編、二世でのいい人キャラが印象強すぎるからこんなふてぶてしい圧勝は違和感があり過ぎる。
 そして敗北しながらも「人間に負けた奴が何故ここまで戦える」と質問するシングマン。その問いに対して「都合の悪いことは忘れよ!」と言い切ったサンシャイン。これはもう悪魔の美学というかゆで自身のポリシーじゃないかって気もしたけどラーメンマン、ブロッケンJr、ウォーズマンといった正義超人が過去のトラウマをずるずる引きずってるのに比べるとサンシャインが異様に頼りがいのある奴に見えてくる。いや、実のところ単にバカだから細かいこと気にしないのかもしれないけど、この試合でサンシャインは悪魔騎士時代の強敵感のある超人というイメージを取り戻せたのではないでしょうか。もっとも勝利したとはいえシングマンがだらだら昔話をはじめたから土壇場でシングマンが巨像を崩壊させて巻き添えで死亡、という展開がありそうな予感で一杯なんですが……。
 悪魔六騎士と完璧始祖の戦いはこれで2vs2のタイになったわけですが残るニンジャとアシュラマン、どちらも勝利するというのはさすがに考えにくいと思う。実力、戦績的にはアシュラマンが勝ち残るのが順当なんだろうけど個人的にはアシュラマンの戦いってあんまり面白くないからアシュラ敗北、ニンジャ勝利だと予想しています。
 で、シングマンの昔話がはじまり超人閻魔が復活し始めた下等超人の管理をしようと試みるところで話は終了。過去話がどこに転がるかは不明だけどシルバーマンは出てくる度に何か微妙な気持ちになる。コイツはどんな表情をしていてもサマにならないというか本篇での活躍があってもちょっと困るルックスだよね。