ジョジョアニメ終了

 ジョジョのアニメがついに終わってしまった。第一話を見た時点ではあんまりな圧縮ぶりにヤバイと思ったけど全話通してみたら単行本12冊分の内容を半年間できっちり収めて破綻も意味の通らないとこもない圧縮技術の匠を見せられた、という感じだった。というかオープニングカットした回の多さが圧縮の大変さを物語っていたと思う。
 最初は第一部だけ時間かけてやればいいとか思ってたけど、あまり日の当たらなかった二部をきっちりやってくれたのは嬉しかったし、内容もちゃんと面白かった。ラストでは承太郎が登場していずれ三部も……という終わり方だったけど、さすがに三部の長さを考えるとバトルをかなりカットしても半年ではキツいだろう。とりあえず密航者の女の子はカットされると思う。
 アニメの感想としてはまず一部はスゲーホモ臭かったな、と改めて思った。ジョジョとディオの一心同体な関係はもちろんとしてジョナサンにべったりくっついているスピードワゴンもホモ臭い。スピードワゴンはジョナサンに義理立てしてエリナに手を出さなかったんじゃなくてジョナサンに惚れていたんだよ。
 二部はバトルシーンが派手で面白かったし、原作より話のつながりが自然な感じがするのも良かった。漫画は漫画で面白かったけど、どこかこなれない部分がアニメではうまく消化されてたような気がする。
 あと今更ながらNHKの朝ドラ「純と愛」の最終回も見た。このオチは「幸福とは覚悟のことなんだ」ってことでいいんですよね。周囲の人間はクズばかり、努力しても全部水の泡になる、という展開も酷いけど、親子の対立がかなりうやむやなまま解決してたり、さとやを燃やした酒乱女に関するフォローがないとか、なんか適当な部分が目立ってそっちの方が糞要素として大きかったような気がする。