ウォーズマンを忘れない

 今邑彩が亡くなって今度は殊能将之か……。いつか新作が出てくれればと思っていたミステリ作家が立て続けに亡くなっているのはショックが大きい。最近は小説を読む暇もほとんどないけれど、お二方の過去作は読み返さなければいかんなあ、と思う。殊能将之の作品はハサミ男、美濃牛、黒い仏鏡の中は日曜日、キマイラの新しい城、どれも面白かったけど、ムアコックネタが盛り込まれていたのと真相の脱力感でキマイラの新しい城が個人的に一番好きだった。黒い仏はオチについて色々聞いていたから普通に面白かったけど、予備知識なしで読んでたらどう思ったことか。
 そして、気を取り直して今週の肉ですが、今回はバッファローマンの皮が剥がされたりしていました。グリムリパーの表情が無駄に豊かで面白い。バッファローハンマーで殴られたとことかラストで興奮気味の顔とか見ると強豪っぽさが薄れていく。
 あと旧肉コミックスがカバー絵が変わって再販されるみたいだけど買うかどうかは迷う。黄色いカバーのジャンプコミックセレクションを持ってるから読む分には困らないけど今の肉コミックスと並べておきたいという誘惑が……。