急成長超人

 スグルvsピークア・ブーの戦いは序盤こそ微妙だったもののどんどん面白くなってきている。
 超人絞殺刑、キン肉バスターをあっさり破ったピークア・ブーでしたが、技を破ったのは知識や情報ではなく、無意識の行動だったとバッファローの解説が入りました。単なるコピー超人ではなく急成長超人というところが面白いところだけど、本当に面白いのは先週に引き続き心底スグルのことがどうでもよさそうなスプリングマン。
 ピークア・ブーは成長して言葉がしゃべれるようになり、ルックスもイケメンになったけど、赤ん坊ルックの全身図を見るとただの変態にしか見えない。股間に手がついてるのもマズイ感じだし。
 そんな変態ルックスのピークァ・ブーですが、スグルが一度も見せたことのない四十八の殺人技のひとつキン肉懐体固めを使うほどに成長していました。この手の成長能力だと見たことのない技で負ける、っていうのがセオリーだけど、見たことのない技でも出せるっていうのは凄い。世界最強になったスグルの相手としてはベストの選択だったのでは。
 急成長する超人ピークアは毎回試合する度に成長するのか?と疑問を持った人も多いと思いますが、なんと今回はちゃんと疑問に答えが出されていました。
 実はピークア・ブーは毎回試合が終わるごとに武道によって成長をリセットされ赤ちゃんに戻されていたのでした。俺を赤ちゃんにするなと怒りガラガラを投げつけるピークアに「また買いに行かなきゃならん」と返す武道。あのなりでアカチャンホンポとかに買い物に行ったりするんだろうか。
 武道とピークアの間の対立が露わになり完璧軍も一枚岩でないところが見えた後、ふらふらのスグルの出したボディスラムがピークア・ブーにかかったところで今回は終了。応用は効くけど、学習していない基礎技には対応できないとかいう設定なんでしょうかね。