相棒tenがはじまったので更新を再開します。今回の話は部屋の鍵をわざわざ閉めた件は誰が犯人でも変じゃないのとかツッコミ所はあるものの真実を追求する右京さんの容赦なさと執念深さが堪能できて良かった。相棒のシリーズ初回はテーマを前面に押し出してイマイチな回が多いけど今回はちゃんと面白かったです。
 しかし今回でたまきさんも旅に出ることになってまた一人レギュラーキャラが減ってしまったのは淋しい限り。尊が相棒になってからはあまり機能してなかったからいい機会だとは思うけど、警察関係以外のレギュラーキャラが不在っていうのもどうかと思う。寺脇降板以来レギュラーキャラは減る一方だし。ラムネの人は準レギュラーからレギュラーみたいな扱いになりつつあるけど。
 
 ラムネの人役の神保悟志さんは仮面ライダーフォーゼにも出演していましたね。今回の話はアメフトの人話の後編。アメフトの人は顔芸が面白いと思いました。
 フォーゼはすごく面白いことは面白いんだけど、敵の組織が何をやりたいのかとか弦太郎や賢吾のバックグラウンドがはっきり見えていないんで世界観が掴めずイマイチ乗り切れない部分があります。来週からのゴスっ娘勧誘編が終わればその辺のことが語られていくんだろうけど。
 
 「ゲゲゲの女房」以来、朝のテレビ小説を見るようになったんですが、「カーネーション」は主人公のキャラがはっきりしてて割と面白いです。これの前にやってた「おひさま」は主人公に主体性がなくてつまらなかったけど、今回はテンポも良くて毎回15分が短く感じる。やはりドラマというのはキャラクターが動いたりぶつかり合ったりしてナンボという気がする。なんというか「おひさま」の主人公は女版の島耕作みたいなもんで主人公は大したことしてないのになんとなく都合よくことが進んで周囲からマンセーされる、っていう話ばかりでかなり気持ち悪かった。正直面白かったのは女学生時代編くらいであとはひたすらつまらなかったと思う。

 10月後半はあまり漫画を買わないだろうと思っていたけど、今日本屋に行ったら漫画三冊も買ってしまった。内訳は片岡人生近藤一馬デッドマンワンダーランド 11」、志水アキニート女と小学二年生」石黒正数「外天楼」。
 「外天楼」は帯見たら異世界ミステリということだったんで「それ町」でたまにやるすっとぼけたミステリ話みたいな奴を延々やるんだろうな、と思って読み始めたら前半は実際そんな感じなんだけど、性的な用途にも使われる人間型ロボットとか人工生命といった設定が出てきたあたりからテイストが変わってきて終盤はとんでもないところに連れて行かれたという感じで読了。すごく面白かったのでこれはおススメ。