バスタード復活&終了

 ウルトラジャンプ1月号を買いました。
 表紙はバスタードでDS、ヨーコ、シーラ姫、ガラ、ネイ、カル=ス、アビゲイル、と全盛期に活躍したキャラが勢ぞろい、そして待望の連載再開!!のコピーが!否応なく再開したバスタード本編への期待が高まりますね。
 で、本編は25ページも載ってますが最初の7ページは今までのあらすじです。今までの、といっても最近の悪魔とか天使とかと延々殴りあってた話じゃなくてその前の段階、18巻までのあらすじですけど、この時点でもう収集つかなくなってるよなと改めて思いました。そしてこの後はエルフの巫女さんが神託を聞く意味ありげなシーンが4ページ。その後の4ページは「地獄では悪魔が!!!」「空からは悪魔が!!!」とあおり文のついた見開きイラストでお茶を濁しています。その後の2ページでは女神っぽい人が巫女さんに『銀河の中心にすげえヤバイ奴がいるよ』と神託を下します。そして次の2ページは見開きカットで『銀河の中心では超巨大な宇宙の破壊神が!!!」とあおり文がついてました。次の見開きは『今!!!!戦慄の「黙示録戦争(ハルマゲドン)を再開する!!!!』というあおり文で天使っぽい巨大生物と破壊神っぽい巨大生物が戦おうとしているカット。巫女さんは驚いています。次のページでは『箱舟墜落まであと1分52秒』とか書いてありましたが、箱舟ってどんなのだったかもう全然覚えていない。次のページはミルトン『失楽園』の引用。そしてラストの見開きで『魔力の刻印編』と新章のタイトルを出して終了。実質的には連載再開というより連鎖再開の予告のような内容でしたが、萩原一至先生による新たな漫画表現の境地が開かれた!!と感じさせる素晴らしい内容でした。来月は一応載るみたいですが、たぶん半分くらいは下書きで載って、その次の月からまた休載になる、そんな予感でいっぱいです。
 あとバスタードは何年も前からオンラインゲームの企画が進んでいて『いつポシャるんだろ』と思われつつもずるずるプロジェクト進行中!!とたまに記事が載ったりしてたのですが、今号のウルトラジャンプには開発中止のお知らせがひっそりと載っておりました。ある意味原作に忠実な展開を繰り広げた上で終了したというのが凄いですよね。合掌。