ラブリー→スペシャル

 今週の仮面ライダーダブルはフィリップおでかけの巻。ダンスについて調べ検索するうち『ヘブンズトルネード』という技の情報が何故か得られず外に出て調査しようとするフィリップ。組織に狙われてるからやめれと翔太郎に止められるもののそんな忠告を聞かず調査に出かけるフィリップ。一方翔太郎のもとには「風花高校に怪しい奴が来る。絶対に捕まえてくれ」という依頼が投石とともに舞い込み調査に出かけるというお話。
 今回登場するドーパントは正義の味方気取りの人ですが、そのモチーフはなぜかゴキブリ。しかも部分部分でやけにリアルにゴキブリを再現してるのがひどい。来週巨大化とかするのはやめてほしい。いや本当に。さらにドーパントでは猫のミックさんが変身するスミロドンドーパントが初参戦。どうやって変身するのかが見ものでしたが、さすがに自力で変身したりはせず寺田農にベルトとメモリを装着させてもらってました。今回はフィリップを追っかけてるだけでしたが、かなり凶暴で強そうです。なんかしゃべったりするかと思ったけどモロに野獣という感じだった。そして前回活躍した霧彦さんの出番は今回はミック変身を覗き見するだけでしたが寺田農に「ミックに負けないようにね」と釘を刺されているのは笑った。婿いびり開始か?
 これまでになすび、サンタと二人の情報屋が出てきましたが、今回は高校生情報に通じる女子高生情報屋クイーンとエリザベスが登場。この調子でいくとグルメ情報の情報屋とかペット情報の情報屋とか細分化された情報屋がどんどん出てきそうな予感。この手のキャラは一人いればいいような気もするけれど。
 ライダーに変身する人間が二人で一人、しかも変身するとフィリップが無防備だから何かとピンチに陥りやすいダブルさんですが、今回は別の場所で同時に怪人に襲われるというシチュエーションに。変身はできるけど、やったらどっちも破滅、という絶望感が良かった。しかも今回はフィリップがバスに乗ってる間にも変身しなくちゃならないシーンがあって、そこで亜樹子が必死にフォローするコント部分もあって面白かった。とはいえ今回のフィリップはちょっとトンマすぎる気がしないでもない。

 あと、まんがタイムラブリー11月号購入。先月載ってなかった『いとしのフェルナンド』は掲載されてましたが、12ページしかなかった上、山本ルンルン公式ブログによれば次回からはまんがタイムスペシャルに移籍した上不定期掲載になりそうだとか。単行本にまとまるまで先は長そう。
 今回はイザベルとフェルナンドさんの出会いのお話。基本裸族なのにエプロンだけは着用するフェルナンドさん、黙々と家事をこなす姿に惚れそうです。
 漫画では他に『フランケン・ふらん』4巻を購入。プリンという犬の話がとてもひどかった。いやその話自体は割と良い話にまとまってるんですけど、巻末のおまけ漫画で色々と台無しに。表4にあるおまけ漫画までプリンのネタでとどめを刺しているのもひどい。作品解説では『女性には反響の大きかった話』とありましたが、どんな反響があってああいう話を書いたのか大変興味深いです。