きちゅー出ました

palospecial2009-06-06

 てのひら怪談己丑、ぼちぼち発売しているようであります。稲川淳二さんの解説もついてお得ですよ。稲川さんの解説では拙作『亡妻』も取り上げていただきました。ありがとうございます。個々の作品の解説はどれもハッとさせられる示唆に富んでいるので、これからビーケーワン怪談大賞に投稿を考えている方は是非一読をオススメいたします。技巧にこだわるのもいいけど怪談ならではの魅力とか何故怪談を書くのか、といったことを考えてみるのも大切なんではないでしょうか。福澤徹三さんの「もっと怖い怪談を」も投稿者に対するアドバイスとして必読。
 本編は掲載順がかなり入れ替わっているので既読の方も新鮮な印象で作品のつながり方を楽しめるのではないかと思います。文庫になったことで通勤通学のお供としても手軽に持ち運べます、ということでよろしければ是非購入を。ビーケーワンだと今なら特典もついてお得らしい。
http://www.bk1.jp/product/03120001/?partnerid=02a801