久々にジャンプ買った

 魔人探偵脳噛ネウロが連載終了してしまいましたが、大団円という形で終わっていて嬉しかった。区切り的にもちょうどいいところで終われてよかったんじゃないでしょうか。しかし最初見た時にはネタ漫画としか思えなかったコレが4年続いたとは……。
 ごく初期はドーピングコンソメスープとか心底脳がアレな犯人とかネタ要素ばかりが目立っていてミステリとしては毎回変な物理トリックばかりでイマイチだったけど、アヤ・エイジア編の犯行の動機が明かされた辺りからは一気に面白くなってきて、そこからは熱心に読み始めたような気がします。犯人の動機に興味にないネウロと人の心を理解しようとする弥子のコンビが本格的に機能し始めたのもこの話だったし。その後怪盗Xiだの電人HALだのが出てきてジャンプ的なファンタジーバトル漫画になっちゃうかな、と思っていたけどギリギリバトル一辺倒の展開にならないんで感心してたら、五本指編では割とあっさりバトル一辺倒の展開になって拍子抜けしたりもしたけど、なんだかんだいって最後まで面白い漫画でした。
 話的なタイミングを差し引いても単行本20巻ちょっとで終了というのは週刊連載としては一番いいタイミングでの終了だという気が。単行本30巻とか続いちゃうと話もダレてくるし、単行本集めるのも辛くなってくる。ジョジョなんかはすごい長い年月続いてますが、各部は長くなった三部以降でもどれも4年程度、単行本ギリギリ20冊いかないくらいで終わっているというのを考えると連載漫画というのはどんなに人気があっても20冊くらいで終わるのがベストなのかなという気がしなくもないです。
 なお松井優征ジャンプSQ7月号に読み切りを描くそうですが、そのタイトルは『離婚調停』。期待せずにはいられません(笑)。