動かないキバーラ

 ディケイドのブレイド編が開始しました。原作ではアンデッドがトランプのカードで分類されてたの対し、ディケイドのブレイド世界ではボード社員が分類されて競い合っているという設定が面白かったし原作ではリア充っぽい奴だった睦月が変なメガネかけた腹黒いムツキに変わっていたのには笑った。といっても原作は熱心に見ていたわけではないので主にコントっぽい設定や演出を楽しむような感じでしたが。戦闘シーンでは前回取り込んだ龍騎が出てきましたが、ブレイドとのカード対決をやってくれないのは残念だった。というかドラグレッダーとの絡みが薄いと龍騎って凄い地味だ。
 食堂をメインにしたコントとかボードが裏でアンデッドと繋がってるとか、なんかブレイドというよりカブトっぽい雰囲気が気になったけど普通に面白かった。
 来週は予告で轟鬼さんが出てくることが明らかになりましたが、ちゃんと声はオリジナルの人が出るんでしょうか。ホッパー兄弟やカイザのようにやさぐれてるわけでもないのに、どういう状況で出てくるのかは気になります。鳴滝召還ライダーでなく新ライダーディエンドのコピー能力で出るという説もありますが、そうなると声は無しなのか。

 あと13日の日記後半の続き
Q6 長い怪談と短い怪談
 怪談においてベストの長さはどの程度のものか、と考えるとなんとなくだけど長いよりは短い方がいいという気はする。怪異、例えば幽霊らしきものを目撃するというのは人にもよるだろうが、見間違いかもしれない、ぐらいの一瞬のものだと思うし。部屋に幽霊が出たりしたら、それは怪現象だけど、毎日幽霊が出てきたりして、それに慣れたりするようだと怪談からは離れてしまう気がする。いずれにせよ怪談というのは短い方がいいんじゃないだろうか。長くなればなるほど怪異の切れ味というのは落ちてしまうと思う。
長い怪談、というのは親子何代かにわたる物語、とか持ち主を変えて祟っていく呪いの品物、といったネタで時間の経過や複数の人物による視点をはらんだ短い物語の集合体、みたいなやり方じゃないと厳しい気がするけれど、構成に凝るという点では短編より面白いことができるんじゃないかという気はする。
 Q7 怪談の蒐集執筆のコツは?
一応、自分で創作怪談っぽいモノを書いた経験からいうと『腑に落ちない』とか『奇妙に感じる』ことに対してアンテナを張ることだと思う。怪異のヒントになるような奇妙なことを探してそこから一捻りすることで奇は怪に変わるんじゃないかと思う。
個人的にはアイディアというのはあまり怪談だのホラーだのと関係のなさそうなところからの方がかえって出てくるような気がする。
この項に関しては怪談文芸ハンドブックを素直に待ってそこで紹介されてるものを読むのがいいのかな、という気はします。

 ということで怪談文芸ハンドブックで取り上げられる7つのクエスチョンについて多少考えてみたけどあんまりまとまりませんでした。怪談文芸ハンドブックを読めばたぶんまとまるでしょう。