クトゥルーの時代

リトクトなど

 実はクウガって全然見てなかったんで、今回のディケイドの感想はあんまり書くことなし。主人公は相変わらず棒ですがDQNなキャラ造形と相まってこれが味だと思えるようになってきた。
 今回は他のライダーの能力は使わずディケイド本来の能力で戦ってましたが、ディケイドけっこう強いな。バーコードっぽい顔面のデザインも演出に生かされてて面白いです。
 パンチ&キックホッパーがどんなタイミングで出てくるかは気になってたけど謎の男によって召還されて、しかも声はオリジナルの役者。あの謎の男は悪のライダーを呼び出す能力でも持ってたりするんでしょうか。パンチ&キックが悪のライダーかというとちょっと微妙だけど。

 それはさておき、今更なんですがリトル・リトル・クトゥルーの献本が届きましたよ。選集は夜勤だったんでパラパラと眺めたぐらいでまだちゃんと読んでないんですが、ざっと読んだだけでもニヤリとするような作品がいくつも垣間見えていて、これから読むのが非常に楽しみです。
 拙作も三作掲載されておりますよ。本の感想が書けない代わりといってはなんですが自作について。

『彼女のお姉さん』
 元ネタはダンウィッチの怪。作中人物は状況を理解してないけど、読者はすべてに気付いてる、みたいな感じの作品を目指しました。投稿した作品の中でどれか一本採用されるとしたらこれだろうな、という気はしていた。
 『ダンウィッチの怪』は昔クトゥルー神話っていうのはすごく深遠で壮大なモノに違いない、と思い込んでた頃に読んで、クトゥルーで実はB級ホラーなんじゃね?と思ったりしました。
『同人誌ネクロノミコン
 ネクロノミコンって有名だけど、手垢がつき過ぎてるからネタにするとしたらむしろ徹底的にコケにする方向でいくべきだろうな、とか考えながら書きました。PHP文庫からネクロノミコン発売、とかダ・ヴィンチネクロノミコン特集(でも扱いはボーイズラブより小さい)とか色々考えたあげく、別に書いてて上手くいかなったウルタールの猫ネタとくっつけて一本にしてみました。
『奉仕種族ショゴスとの邂逅』
 最初はアキバに大量にいるメイドはショゴスの進化した姿だったのだ!みたいな話を書いていたのですがあんまり面白くなかったんで、色々考えてショゴスってあいつら反乱を起こしたのはいいけど、その後何やってるんだろ、というところから話を考えてみました。あとショゴたんはしょごたんってひらがなで書いたほうが良かったですよね。

 ざっと読んでみたところクトゥルー神話本としても掌編作品本としてもけっこう面白そうな本ですので興味のある方はよろしくどうぞ。ビーケーワンで買うと特典がつくらしいです。
http://www.bk1.jp/product/03060677/?partnerid=02a801