漫画の話

 友人たちと会って食事をしながら出た話で『今の連載漫画はどれも長すぎる』って話になった。その際に漫画の連載期間そのものよりも一つのエピソードの長さがどんどん長くなることの方が問題なんじゃないか、という意見が出て確かにそうだなと思った。展開が短いスパンでころころ変わっていけばまだ話に飽きがこないんだろうけど、アカギの鷲巣戦みたいに延々同じエピソードが続いているとかなり辛いものがあると思う。自分の読んでる漫画だと村枝賢一の『仮面ライダーSPIRITS』は凄く面白いんだけどバダンとの決戦に入ってからは、正直読むたびにあとどれだけ続くのかなあ……、と思ってしまう。各ライダーの見せ場はどれもかっこいいけど全ライダーの見せ場が終わるまでだけでもどれだけかかるのか、そして最終決戦がどれだけ長くなるのか……と考えると読むことをやめようかと思うこともしばしば。エピソードに気合が入れば話が長くなるのは仕方ないんだろうけど、同じような展開が続いていくと普通に飽きてしまうと思う。それでも面白ければ結局読んではしまうけれど。ちなみにアカギはもう読んでませんが、鷲巣戦はまだまだ続いてるそうですね……。
 漫画の話といえば今年はそろそろスティール・ボール・ランが完結しそうな予感がします。ラスボスと思しき(遺体が最終ボスかもしれないけど)大統領との決戦に突入したし、以前の部も三部以降は大体4年くらいで完結してるから。連載途中で月刊誌に移ったりしたんで以前の部よりも長くかかってはいるけど、この調子だと二十巻は超えないような気がする。レース漫画という側面は既にグダグダになっていますが、ジャイロがレースに参加した目的の部分はリセットオチとかでうやむやにしないでほしいものです。