てのひらは続くよどこまでも

私にはあまり関係ないけど、てのひら怪談1が文庫化するとか。2および3の追い風になってくれることを期待したいですね。まあ3のほうは私は関係なさそうだけど。
それはさておき、てのひら怪談2が発売して一ヶ月以上が既に経ちましたが、そろそろ平積みで置いてた大型書店などでも今では棚差しで数冊あるだけ……という光景をけっこう目にするようになりました。いまだ購入を迷っておられる方はまだ入手しやすい今のうちに購入することをお勧めします。買うのを見送った本にまた出会えるとは限らないぞ!後で買えばいいや、と思って入手に苦労した本の思い出がある人は早めに本屋へ行こう。本屋の棚を探すのが面倒な方はビーケーワンでの購入がお勧めです。

そんなわけでてのひら怪談2レビューの締めくくりに個人的ベスト10発表。好きかつ面白かった作品10作です。
「客」我妻俊樹
「大好きな彼女と一心同体になる方法」梅原公彦
グラマンの怪」うどうかおる
「風呂」駒沢直
「帰り道にて」椎名春介
「酒場にて」野暮粋平
「父、悩む」吉野あや
「押入れ」青木美土里
「本日のみ限定品」石居椎
「よそいき」飛雄

順番は掲載順です。好みの傾向が見えるような見えないような選択。ちなみにワースト10はなし。嫌いかつつまらないという作品は10作もなかったので。
とりあえずてのひら怪談2についてなんか書くのは今回で一区切りといたしますが、週刊てのひらに投稿した渾身の一作が掲載を見合わされることになったら、せっかくなので多少手直しした上でこちらに載せようかと考えています。何ヶ月あとになるかわかんないけど。