死闘の後…!!

 ようやくまともにキン肉マンが読めた。通信環境は不安定なんで先のことはわからない。
 スグルvsネメシス戦はスグルの勝利で決着。事実上勝ち方にこだわったネメシスの自滅、という微妙な決着ではあるのものの、自らに課した掟が足枷となって滅びの道を歩む完璧超人の負け方としてはこういうのが一番良かったのかも。
 そして自分から勝利を奪ったスグルを認めるネメシス。けれどその口調は死にゆく者が残す遺言のようだった……。
 敗北した完璧超人はその責を負い自ら死を選ばなければならない。その掟に従い自害を選ぼうとするネメシス。そんなネメシスに対してスグル、テリーマン、真弓、ピークァ・ブーが生きる道を選べと説得するもののクラッシュマン、マーベラス、ポーラマンに自害させた自分が生きながらえるわけにはいかない、と凶器を手にとるのでした。地味にポーラマンを最大の盟友のひとり、といってるのが細かい。キン肉バスターのコンビ技とか出してたけど、その後はコンビを組んでタッグをやるわけでもなく出落ちになってしまったもののこういうところでさらっと設定を拾いあげてくるのが今のゆで先生のスゴイとこだ。
 自害を選ぼうとしたもののマッスルスパークのダメージによって自殺できないネメシス。そんな彼が介錯を託す相手は超人閻魔、ストロング武道。というところで今回はおしまい。
 完璧超人の自害の掟って実はサイコマンが手下へのいやがらせで作った掟で始祖たちにはそんなもんはない、というアレな掟なんで今からでもなくすべきモンなんだろうけど、今まで死んだ連中からしたらこれやめます、って言ったらさすがに許せないはず。けれど、この掟をなくせるのは武道しかいないわけで次回武道がネメシスに対して殺害するのか、掟の廃止を宣言するのか。二世での歴史からするとネメシスは死ぬような気がするし、武道vs将軍の戦いにスムーズにつなげるには武道が掟にこだわってネメシス殺害、が一番しっくりくるとは思う。けど武道の株はかなり落ちちゃいそうなんでそこは心配。