今週の初代肉

 に関してはあんまり書くことはないです。
 テリーマンが一勝してその後スグルが助けに来るのか、負けそうになったタイミングでスグルが来るのかが気になるくらいで。敵の数が七人ということで七人の悪魔超人編の本歌取りネタをどのくらいやってくれるのかも気になると言えば気になる。
 それはさておきウルトラジャンプ1月号、ジョジョリオン1巻と西尾維新ジョジョ小説を読みました。ジョジョリオン1巻は最初のバトル終了の回、11月号までが収録されてた。値段はジャンプスクウェアの単行本みたに460円に値上がりしちゃったけど、収録話数が多めなのが救いか。スティールボールランはやたら薄い巻があったりしたけどジョジョリオンはそういうことがないようにしてほしい。
 ウルトラジャンプの方ではキンタマ4つの男が定助と名付けられ東方家に来たところからスタート。東方家の人々の中にはお手伝いとして虹村さんという女の人が。広瀬さんに続いて虹村さんも女性ということで岸部露伴もいずれ女体化して登場してほしい。もろ荒木センセイの顔した女性キャラで。
 東方家の人々は父ちゃん、長男、次男、長女、次女、長男の嫁と娘と女性率高め。女性陣の名前は鳩、大弥、蜜葉、つるぎとハート、ダイヤ、クラブ、スペードのトランプの絵柄が元ネタになってます。
 大弥ちゃんは盲目でおかっぱと七部のシュガーマウンテンとキャラ被ってるけどなんかつながりはあるんでしょうか。荒木センセイのことだから深い意味はないと思うけど。
 それと今回で第七部と第八部はいちおう繋がりがあることに明らかになったけど、それ以前の部との関係は永遠にわからないままのような気がする。キン肉マンも二世タッグ編の終わりと今の肉の繋がりが明らかに矛盾してきてるけど長く連載しすぎた漫画は一度話をリセットしちゃうのが正解なんじゃないかという気がするよ。
 西尾維新の小説版ジョジョはなんかディオ様の黒歴史ノート、的なお話だった。ちなみに西尾維新を読むのはこれが初めて。
 1部から7部までのネタをフルに盛り込みつつディオ様がアレな「天国」を実現しようと思い至ったかをそつなく描いていているんだけど、ディオ様が自分の人生を回顧する度に「実は俺の人生ってスゲーダメダメだったんじゃ……」といちいち我に返るところがすごく面白かったです。漫画の悪役なんてどれだけカッコ良く描かれていても負け犬だもんな。
 第三部の圧倒的な悪の帝王DIO様が好きだった人にはおススメできませんが一部、七部の青臭さの残ったディオ様が好きな方は割とニヤニヤしながら楽しめるんじゃないでしょうか。