油で揚げた笑福亭鶴瓶


 唐突ですが終了したこのブログを再開しました。文章を書く練習とかそんな感じで。
 巷で話題の平山夢明京極夏彦のラジオ本「バッカみたい、読んでらんない!」立ち読みで済ますつもりだったけど面白かったんでつい買ってしまった。
 平山夢明の発言は毎回ひどいけど、それに突っ込む京極夏彦も身も蓋もないことしか言わないし、この人も変人なんで単純にボケ=平山、ツッコミ=京極という形になってないのが面白かったです。ツッコミ不在の無法地帯。なんというか読んでる時の感覚が一番近いものをあげるとすると漫画「シグルイ」が一番近いような気がする。
 シグルイは最近完結しましたが、原作よりもっと救いのないラストになっていたんで驚いた。というか十二巻あたりを読んだときはこの調子じゃ二十巻超えてもまだ終わらないんじゃないかと思ってたんであっさり終わったことが一番驚いたんだけど。中途半端に伏線張ってたがま剣士編とかはちゃんと続きやるんだろうか。
 話は平山ラジオ本に戻りますが、最初のほうは本気で中身ない話しかしてないし、先を読んでいって中身がある話になるかと思ったら尿意とか肛門の話を延々してるだけとか本当にひどかったけど、ゲストさんが出てきてからはちゃんと中身のある話もしてるので安心しました。
 あと京極夏彦が語る水木しげる像はTVドラマ「ゲゲゲの女房」を観て水木しげるを「偉い漫画家の先生」としか認識してない方にはぜひ読んでもらいたいと思いました。水木センセイはキャラクターとしては蛭子能収と同じところに分類されますよね。